自転車保険、加入していますか？

大阪府では、2016年7月1日より大阪府自転車条例が施行されました。

この条例により、大阪府下で自転車を利用される方は、府内で自転車を使う場合、府民かどうかを問わず、自転車保険への加入が義務付けられました。

既に兵庫県では2015年10月に条例が施行、2016年10月には滋賀県でも条例が施行されることになっています。また、保険加入が「努力義務」となっている東京都や埼玉県なども、「他県の状況を見て義務化の必要性を考えたい」とし、全国的に自転車保険への加入が義務化される流れが広がりつつあります。

保険加入の義務化は、事故の被害者を加害者、双方の経済的負担を和らげようというのがその最大の狙いです。

自転車は、身近で便利な乗り物ですが、事故を起こし、死傷者が出るような事態になれば、加害者は高額な賠償を求められます。

大阪府内では、平成27年の自転車事故の死傷者数は50人に達し、平成26年に比べて16人の大幅増となりました。

特に死者数の約5割が高齢者で、その死因の約8割が頭部損傷によるものでした。

また、自転車が加害者となる交通事故によって、死者や重篤な後遺障害が生じ、高額な賠償請求事例も発生しています。

自転車保険って？

実際に「自転車保険」単体に加入されている方はまだまだ少ないでしょう。

ご自身の保険内容に自転車保険についての特約はついているのか？特約としてつけることは可能か？など、まずは確認をしてみましょう。

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