こんにちは、DS&Cの中村です。
今日は、私たちの会社の中心事業であるバックオフィス業務の未来について、書こうと思います。
最近よく、バックオフィス業務が徐々にAI(Artificial Intelligence/人工知能)やRPA(Robotic Process Automation/ロボットによる業務自動化)によって効率化され、数百人の会社でも1人で業務を回せるようになると言う話がありますね。

私もそんな未来を予想します。
恐らく、これから立ち上げるベンチャー企業や、少数精鋭でやられている企業などは、どんどん進化しているクラウド会計や、人事、その他周辺システムを上手く使い、バックオフィス業務をできるだけコンパクトに作り込み、まわしていくのが良いでしょう。
そして、弁護士さん、税理士さん、社労士さんにサポート頂けば、おおかた問題ないと思います。
ただ、ひとつオススメしたいのは、バックオフィス業務の体制を作るときは、事務の実務家にも入ってもらうことです。
事務の実務家とは、いわゆる事務の実務に関するプロをさします。
例えば、給与に関する業務体制を作るときには、
就業規則に即した勤怠入力、管理ができるか?と言うようなことから、年末調整の手間、健康保険、年金、税金関連の申請、届出のしやすさなどを吟味するでしょう。
そこに、事務の実務家の視点が入ると、データのチェック、利用について等の細かい視点が加わり、より事業に役立つバックオフィス業務が構築できると思うのです。
新しいクラウド系バックオフィスソフトは便利で素晴らしい機能が搭載されている一方で、意外と「一覧化」や、「イレギュラー処理」に対する機能が無かったりします。
そんなとき事務の実務家に、実際の業務フローと照らし合わせた補完方法を考えたり、業務フロー自体の変更を提案してもらうと、よりスムーズなバックオフィス体制が出来上がるのではないでしょうか。
ちょっと手前味噌な話になっておりますが、そういう時には、是非当社のような事務実務家が揃っている会社にご相談下さい。
次回は、既にある程度の年数事業を継続している企業のバックオフィス業務の未来について考えてみたいと思います。