体験するということ

こんにちは。DS&Cの飯村です。

 

8月7日(月)、酷暑であったり台風であったり、自然の猛威を感じずにはいられない今日この頃ですね。色々気を付けていきましょう。

そんな中ですが、本日は個人的な趣味、好きなことの話を少し。

 

私は「観に行くこと」がとても好きです。

スポーツ観戦、美術館や博物館、コンサート、トークショー、イベント、寺社仏閣などなど。少しでも「おもしろそう」と思った時は、自分の直感を信じてとりあえず「観(見)に行く」ことにしています。

中でも、舞台を観に行くことが本当に好きで、観たい舞台があれば東京や金沢、北海道まで(旅行も兼ねて)遠征することも多々あります。

時間が経てばテレビで放映されることもあるし、DVDになって販売されることもある舞台ですが、やはり「舞台はナマモノ」と言われるだけあり、ハプニングが起こったり、予想だにしない感動や笑いが生まれることや、スターが生まれる瞬間に立ちあえることもあったりします。

 

テレビや映画でも同じように感動はするのですが、舞台とはまた「何か」違う。

それは何なのかしら?と、考えてみました。

 

まず、舞台というものはその日、その場所でしか観ることができない、同じ舞台は2度とない、という特別感。

そして、その特別感を味わう為には観る前にもイベントがあります。

観たい舞台の情報を入手したらチケットを取るための活動開始です。

人気公演であればチケットの争奪戦は凄まじく、チケットが無事に取れた時はそれだけで一仕事やり終えた達成感を感じてしまうほどです。

そして、そのチケットを発券する為に、決して安くはないお金を払い、時間のやりくりをしてその場所に行く。もはや難関をくぐり抜け、ゴールを目指すRPGです。

チケットを握りしめ、劇場の前に立った時には自分の中でのワクワクはどんどん膨らみ、期待値もぐんぐん上がっているわけです。

 

そういった体験が、電源を付ければ見れるテレビや、その回を見逃しても同じ内容のものが違う場所でも見ることができる映画とは違うのではないかな、と個人的には感じています。

 

同じ舞台でも再演となると配役が変わります。

同じ役、同じセリフであっても違う役者さんが演じられるとまったく違うものに感じられることもあります。

まさに「舞台はナマモノ」。鮮度抜群です。

 

というわけで、どうやら、自ら「体験」をすることで得られる「ワクワクする」ことに自分自身、魅力を感じているのではないかな、と思うのです。

 

同じような観点から考えてみると、ここ数年、自分自身が受講してきたセミナーに関しても「体験型」のものが増えてきたように感じています。

椅子に座って講師の話を聞く座学の部分もありますが、「ではここから実際にワークをしてみましょう」といった形態のセミナーです。

インプットしたものをその場で使ってみる、実際に考えてみる、体を動かしてみることで、「あ、なるほど!」と気付く瞬間を体験し、体得する。

 

例えば知らない漢字を覚えようと思った時、その漢字をじーっと見て、ただ頭だけで覚えようとするのと、ノートに10回書き写して覚えようとするのとでは、やはり書き写すという「体験」を通じて学んだ方が覚えやすいのかもしれませんよね?

 

私たちDS&Cが提供する研修サービスも、座学に加えて「体験」をするということを大切に考えています。

その「体験」が受講して頂く方にとってどんな「ワクワク」を生めるのか、期待値を超えることができるのか、私たち自身も「体験」しながら学び、提供していけるよう、日々邁進していきたいと思います!!