三手先を読むということ

こんにちは。DS&Cの長峰です。

 

現在、空前の将棋ブームが到来しています。

史上最年少棋士・藤井聡太四段や、ひふみんこと元プロ棋士・加藤一二三九段が、毎日のように話題に上がっていますし、将棋スクールも大人気のようです。

我が家にも、結構立派な将棋盤があります。

私の父のもので 父亡きあとに、我が家へと持ってきたものです。

 

息子が保育園時代・小学校時代は、放課後、私が仕事から帰宅するまで私の実家で預かってもらっていました。父はすでにその頃、入退院を繰り返していましたので、息子と一緒に運動をして遊ぶことはありませんでしたが、家の中で、一緒に工作をしたり、将棋をしたりして遊んでくれていたようです。

息子が小学校3年生の時に父は亡くなりましたので、成人した息子にとってはずいぶん小さい頃、昔の記憶のはずなのですが、おじいちゃんと将棋をしたことは鮮明に残っているようで、今でもたまに話にでることがあります。

 

「あの将棋盤は僕とおじいちゃんの思い出の品だから!!」

 

と、自宅に持ってきてからは、たまに息子は友人と家で将棋を指しています。私も  

「雰囲気を出すね!」

 大きなお座布団を出して対局を演出したりして(笑)将棋盤を見ては、小さな頃の息子と父の姿を思い出しています。

 

将棋は、「三手先を読む」とよく言います。

 

基本的な考え方で、自分の手がこうだと、相手はこう指すだろう、そうしたら次は自分はこう指すとどうなる?

という三手先まで読んで、今から繰り出す一手を考えるわけです。

 

しかし子育てについては、特に働く母は日々の生活に追われて なかなか三手先を読む時間を持てません。振り返ってみると、そこにジレンマがあったり、日々反省し落ち込んだりしていました。

幸いなことに、私は実家の近くに住んでいましたので、父にも母にもたくさん支えてもらうことができました。

 

DS&Cでは、このblog以外に「子育て応援ひろばblog」という子育てに関するblogも運営しています。大伸社グループの子育て支援を紹介したり、仕事復帰したママの座談会など色々な情報を発信しています。

社会全体で子育てをささえる気運になってはきているものの、まだまだ大変なことはあります。

「こうやって、みんなで子育てを考えようとしているよ」

というのを知るだけでも、少し心が楽になるように思います。経験者としても、いろんな制度を活用して、少しでも楽しく育児と仕事の両立をしてほしいなと思っています。

また、子育てだけでなく三手先を読むというのは仕事においても大変重要なことであると思います。自分の業務を考える、部下を教育する等、自分を知り、相手を知り、業務を知ることで、次の施策、次の一手を良いものにできるのではないでしょうか?

 

DS&Cでは、自分やチームメンバーの本質を知るようなセミナーや問題解決の手助けになるようなセミナー等、各種研修サービスもご用意しています。

次の一手が好手、妙手になる機会をお手伝いできればと思いますので、一度サイト内、研修サービスページも覗いてみてくださいね!!