レゴ®シリアスプレイ®メソッドを使った体験ワークショップに参加しました!

こんにちは。DS&Cの井関です。

 

先日、レゴ®シリアスプレイ®メソッドを使った体験ワークショップに参加しました。

みなさんは、レゴ®シリアスプレイ®をご存知でしょうか?

レゴ®シリアスプレイ®(LEGO® SERIOUS PLAY®) とは、2001年当時レゴ社の研究開発を統括していたロバート・ラスムセン氏を中心に開発された「思考を形にする」メソッドです。

今回のワークショップは、ファシリテーターであるDS&Cの中村が2時間の※体験版として開催したものでした。

本来は、実際にそのを企業にある課題を解決すること目的として5~6時間以上かけて行われるそうです。

 

今回のワークショップの中にはいくつかのワークがあり、それぞれに大きな気づきがありましたので早速ご紹介させていただきます。

これは最初、各自の目の前に置かれた同じ数、同じ種類のレゴブロックでタワーを作った様子です。

 

私はせっかくだからレゴブロックでしか作れないようなタワーを作ろうと考えたのですが、タワーといえば「高さ」「安定感」「あの形」など、

みんなが重視するポイントはそれぞれだったので全く違う作品が出来上がりました。

 

同じ「タワー」というお題でここまで各自が思い浮かべるものが違うことに驚きましたし、その違いを一目瞭然に映してくれるレゴブロックの力にも気づくことができました。

次に、レゴブロックの課題作品を作ってから、その作品を使って「自分が最高に楽しめる瞬間」をグループ内で発表するというワークをしました。

 

「自分が最高に楽しめる瞬間はいつだろう?」

「それをこのブロックでどうやって説明しよう?」

と、頭の中は自分の発表の事でいっぱいです。

 

発表が一回りしたところで作品を残したまま時計回りに席替えをし、隣の人の作品を使ってその人が発表した最高に楽しめる瞬間を代わりに発表してください、と言われ一気に不安になりました。

「なんとなくでは覚えているけど正しく言えるかな?さっき聞いたばかりなのに…」

 

実は、自分の発表の前後の人の話は、自分の発表の事が頭にあるからきちんと聞けていないことが多いんです、とファシリテーターの中村から説明を受けてホッと救われた気持ちになりました。

 

ですが、これが会議だとしたら仕方ない、では済まされません。

 

聞いている「つもり」で実際にはきちんと人の話を聞けていない場面がほかにもあるかもしれないと気付いてドキッとしました。

最後に、

「心から実現したい働き方」

を各自で考えた後、グループ共同で考える、

というワークをしました。

 

話し合いをする際に目の前にブロックがあるというのはそれだけで見た目にも楽しく、自由に意見交換をすることができました。

長い時間一緒に話し合いをするうちに、その人が良く口にする言葉から「こだわり」を見つけることができたり、普段の仕事の時間だけでは見えない考え方が見えたりと、レゴ®シリアスプレイ®には他にもたくさんの効果があるようです。 

戦略会議や商品開発だけでなく、チームビルディングの一環としても活用できそうです。

 

今回参加したワークショップは2時間の体験版でしたがとても充実していて有意義な時間となりました。

 

ぜび、みなさんにも、それぞれの組織に合わせたテーマでレゴ®シリアスプレイ®を体験していただきたいです!!