こんにちは。DS&Cの飯村です。
本日は、私たちが所属する大伸社グループが行っている、震災復興支援活動「みちのく応援団」についてご紹介させていただきたいと思います。

2011年3月11日、未曽有の災害が日本を襲いました。
東日本大震災です。
地震による被害ももちろんでしたが、その後東北を襲った津波の被害は甚大で、
震災から6年が過ぎた今もなお、2500人を超える方が行方不明のままとなっています。
震災は、たくさんの子どもから、大切な肉親を奪いました。
実に241人の子どもがあの震災で両親を失い、1537人の子どもがひとり親になったといわれています。
震災発生後、日本のみならず全世界が復興支援のために動きました。
たくさんのチャリティープロジェクトが立ち上がり、全世界から支援の手と声が届きました。
そんな中、
「私たちにも何かできることはないだろうか」
という声が社内からあがり、有志を中心とした「みちのく応援団」のプロジェクトが動き始めました。
(写真 (左・中央)2011年に訪問した福島県相馬市、(右)2012年に訪問した宮城県石巻市でPJメンバーが撮影したものです)
活動を始めるにあたり、考えたことは、
「一過性の支援ではなく継続した支援を届ける活動にしよう」
という事。そして、
「私たちが今まで培ってきた事業におけるリソースを活かせる、私たちだからできる活動にしよう」
という事。
大伸社グループは、お酒のラベルデザイン・印刷からスタートした企業です。
これまで60年以上の企業活動の中で、デザイン、印刷を通じてお客さまと関わりをもってきました。
そして、その活動の中で、写真集などの製作にも携わってきた事もあり、写真家の方達とのネットワークもありました。
私たちが持っている『印刷』と『デザイン』の技術、写真家の方達との『ネットワーク』を活かして、継続して行うことの出来る復興支援活動は何だろう?

そして私たちは、「志」を同じくする写真家の方達と共に、
365日が刻まれているカレンダーを制作・販売し、その収益金を、
これからの「みちのくの未来」をささえる子どもたちにお届けしよう!
と決め、「みちのく応援団」は活動をスタートさせました。
毎日、目にするカレンダーを通して、何気なく過ごす1日1日の大切さや、日常にある幸せ、
未来に向けての希望を感じてほしい。
そんな願いを込めて、2011年にスタートしたみちのく応援団の活動は、2017年3月17日に、2017年度版カレンダー
「巡り会う(写真:市橋織江)」の収益金を公益財団法人みちのく未来基金にお届けし、6年目の活動を終えました。
6年間で約20,000部のカレンダーを発行、収益金 約850万円を、相馬市震災孤児支援基金や、 公益財団法人みちのく未来基金などを通じて、被災地の子どもたちへお届けすることができました。
これからも、私たちはこの活動を通して、
1人でも多くの方々と共に、
1日も長く、
被災地の復興と未来を応援していきたいと願っています。
活動を支えてくれている皆さま、本当にありがとうございます!!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!!
みちのく応援団 公式サイト http://www.daishinsha.co.jp/charity/index.html
みちのく応援団 facebookページ https://www.facebook.com/michinoku.oendan/
みちのく応援団 Twitter https://twitter.com/MichinokuOendan
公益財団法人みちのく未来基金 http://michinoku-mirai.org/
(東日本大震災で親をなくした子どもたちが高校卒業後に、大学・短大・専門学校へ進学する時の学費を支援している基金です。)