我がまち 東成区深江

こんにちは。DS&Cの長峰です。

今回はDS&C(大伸社グループ)の大阪本社がある、東成区深江の「まちのお話し」を。

 

大阪市東成区深江。 

この「深江」というまちは、古くから栄えてものづくりが盛んな町で、江戸時代には「菅笠」が伊勢参りの道中笠として人気となり、沢山の旅人が買い求めていたそうです。

 

旅のトレンドアイテムのひとつが「深江の菅笠」だったなんて、なんだか嬉しいですね。

「菅笠」は伊勢神宮の式年遷宮に献納されるなど、今も深江菅笠工保存会が伝統工芸として守り伝えています。

 

古くから栄えて・・・と書きましたが、どれくらい昔だと思いますか?

 

なんと、万葉集にも「笠縫の島」として登場している説もあるぐらい大昔からあるまちなんだそうです。

万葉集ですよ!!びっくりしませんか?

 

「菅笠」や「菅細工」を見ていると、昔のものづくりというのはこんなにも丁寧でこまやかなんだと感心させられます。

DS&C/大伸社までお越しくださった際には、少し足を延ばして深江のまちを散策されてはいかがでしょうか。

深江郷土資料館の前では、ほんの一画ですが「菅田」を復元させていたり、古く段倉が残るところがあったり、1300年代に建立されたお寺の石碑などを見つけることができると思います。

 

残念ながら、深江郷土資料館は土日にしか開いていませんが、献納用の「菅笠」や、人間国宝 角谷一圭氏の茶の湯釜などが展示されています。

40年前に伊勢神宮の式年遷宮で使用された菅細工も展示されています。

 

あ、そうそう、実は大伸社、この深江のまちには昭和62年に移転してきたのですが、創業の地はあの!「真田丸」の本当にすぐそばなのです。

こちらも、歴女がワクワクしそうな場所がたくさんあります。

 

「自分の会社があるまち」のランチの美味しいお店は知っているかもしれませんが、歴史はなかなか知らないですよね?

 

暖かくなったら、お昼休憩にぶらり歴史散策をしてみるのも楽しいのではないでしょうか?